メガネをかけていて、いつの間にか掛りがゆるくなってずれ落ちやすくなったことってありますよね。自分では何もしていないつもりでも、不思議と緩くなってしまうこと。
メガネをかけていて鼻元に鼻パットの跡がついたり、痛くなったりしたことってメガネをかけている方ならば一度は経験したことがあると思います。
どうしたら快適な掛け心地を持続できるのか?ここではその疑問やお悩み解決についてお話していきます。
表示
メガネの掛かり具合がずれる原因とは?
掛りが緩くなる原因としては
- 片手で掛け外しを行っている
- メガネを頭に掛ける
- メガネケースにしまわずにメガネをポケットに突っ込む
- ネジの緩み
片手だけでメガネの掛け外しを続けている
脇をしめてメガネを外したりって難しいですよね。大体フック気味に引っ張り抜いている状態になっていると思います。テンプル(メガネの腕の部分)が外側に変形し始めてしまいます。最終的には巾が広がってしまい、ずれ落ちやすい
いわゆる『鼻メガネ!』になっちゃいます。
メガネを頭に掛けると?
人間の頭は木鉢のように少し膨らんでいますのでお顔のサイズよりも広い頭に掛けたらどうなるか?メガネのテンプル巾(折たたむ腕の部分)が広がりズレやすくなってきます。
ケースにしまわずにポッケにメガネをズボッと入れぱなし!
これは柔らかいポッケですから、何かの拍子に押してしまったりフレームの変形の原因に繋がります。プラス、摩擦によってレンズにキズが入る可能性が高くなります。小さな傷も塵も積もればってやつですね。
『でもケースに入れるなんて面倒くさい』
そう思う人もは正直多いかなと思います。その気持ちはすごく分かります。
でも、そこがメガネを長持ちさせるポイントになるので辛抱どころです(;^_^A
ネジの緩みについて
枠無しのメガネに気をつけてほしいところになります。枠の無いフレームは他と比べて付いているテンプルネジ(メガネの腕の繋ぎ目)やクリングスネジ(鼻パットのネジ)などにプラスしてナットやボルトが取付けされています。ネジが緩むことでレンズ固定や幅がズレ始め、鼻メガネのようにずれ落ち易いメガネは勿論のこと、更にはメガネのパーツが外れてしまう恐れもあります。
メガネの掛かり具合を良くする方法
メガネが緩くなった時って自分でも直せないかと思ったことってありませんか。メガネ屋さんにフレーム調整をしてもらわなくても、自分で直す方法があったならどんなに幸せか!
実はそんな悩みをひとつでも軽減できるメガネ用品があるんです。
それは!
ズレロック
分かりやすいネーミングですね(^-^)
でも本当にその品名でメガネ屋さんにあるんですよ。つくりは同じでも品名を変えている物もあるので一つのネームとして知っておくと良いです。
材質はゴム状で柔らかく耳も痛くなりにくいです。更にフック状になっていて引っ掛かりも良くなっています。
使い方は簡単でズレロックの穴に差し込むだけで済みます。
フックの長さは短いタイプと長いタイプがあり、白と黒の2色で販売されています。今は他にも色々出ているかもしれませんね。
メガネグリップ
素材はゴム状で柔らかく取付けは差し込むだけ。色は茶色。実際の色はもう少し黒っぽいです。
耳元に掛ける部分は差し込んだ分太く、ゴム状なのでグリップ力が増してメガネがずれ落ちにくくなります。
鼻パット交換
通常のネジ式の取り付けタイプなら、市販のドライバーで外せます。鼻パットはネットでも販売されています。
自分で購入して調整可能です・・が・・・慣れていないと外すネジが小さい為、ドライバーを滑らせてレンズにキズをつけてしまう可能性があります。
一番良いのは、メガネ屋さんに行って鼻パットの交換を依頼すると良いです。ただ取り付けするだけでなく緩み止めの用剤を差してくれることもありますので安心ですよ。
鼻パットの種類
ハード | シリコン | ハイロン | 3Dハイロン | |
ずれにくさ | △ | 〇 | △ | ◎ |
跡になりにくさ | △ | △ | △ | ◎ |
長持ち度 | 〇 | △ | ◎ | ◎ |
↑ハードパットは標準で付いているプラスチックの硬いパットです。パットの中に金や銀の色をした金具が埋め込まれています。
シリコンパットはグリップ力に優れていますので、滑りにくいですが、その分跡がつきやすいです。形状はハードパットは同じです。
↑ハイロンパットはハードパットに似た硬いパットですが、鼻になじみやすいカ-ブをしています。先端のエッジ部分も食い込みにくいようにやや反り返っています。ハードパットより汚れにくいです。例えば化粧品の汚れ等。
3Dタイプはよりフィットしやすいカーブになっています。
クッション | 3Dクッション | |
ずれにくさ | 〇 | ◎ |
跡になりにくさ | ◎ | ◎ |
長持ち度 | × | × |
クッションパットは柔らかい素材で、人それぞれの鼻の形に合わせた動きをしてくれます。硬いプラスチックのパットよりも段違いの装用感です。ただし、長持ちしにくいところがあります。古くなると、パットがちぎれてきます。でも、ここで紹介しているパットは交換がききますので安心下さい!大体交換の相場は数百円で済みます。
3Dクッションパットはエッジの部分(パット先端部)が少し反り返っていて、鼻元に刺さるような食い込みをしないようによりソフトな装用感を得られます。ただのクッションタイプより3D化したパットで、よりフィットしやすいように出来ています。長持ちの面ではプラスチックのパットに比べると劣ります。
まとめ
ズレ落ちるポイントとして、鼻元と耳のかかりを改善することでかかりを良くすることが出来るのが分かったかと思います。
鼻パットや耳元のパーツをつけてもかかり具合がどうしてもずれてしまう事もあります。その場合はメガネフレーム自体の変形が原因かもしれません。それはメガネ屋さんにかかり具合のフィッティングをお願いしましょう。
コメント